ラッキーよりもハッピーを2005年12月21日 19:08

 新年を迎えると日本中で”あけましておめでとう”と
いう言葉が交わされる。英語では”Happy New
Year”であり、”Lucky New Year”とは言わない。

 広辞苑で”Happy”を引いてみると”幸福”とあり
”Lucky”は”幸運”とある。どちらも同じように頭に”幸”
の文字がついているが、両者の意味はちょっと(大分)
違う。

 ”Lucky”は棚ぼたによってもたらされる”幸”であり
偶然的・一時的な匂いが強く、まっとうな努力とは
無縁である。”Lucky”に遭遇すると、予期せぬがゆえ
に、思わず”ラッキー!”と叫んでしまう。

 一方”Happy”は、そこに血と汗と涙とが注がれて
おり”人事を尽くして天命を待つ”の心境で得られた
感慨であり、”Lucky”とは異なって持続的な”幸”で
ある。

 流した汗を想いながら、一人静かに噛みしめて味わう
こともできる。時には叶わないこともあるが、目標に向
かって邁進していることそのものが”Happy”であるとも
言える。

 ”Lucky”だけをあてにしていても偶然に恵まれない
限り”幸”にはなれないが、”Happy”を追いかけ、それ
に向かって努力し続けていれば、必ず”幸”に巡り逢う
ことができる。 我想成幸福、努力!

 ただし、ヒューザーや総研の面々のように、人を騙して
自分だけが幸になろうという努力だけは願い下げである。

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