エコマネー耐震診断2005年12月12日 22:14

 きのう午後、コムハウスで定例の”エコマネーの会”が
開催された。一級建築士で、KCNの会員でもある板倉
さんから、耐震診断のレクチャーを受けた。今、日本中の
耳目を集めている重要な課題である。

 龍ヶ崎市では、昭和56年以前に建てられた旧い民家に
ついては無料で耐震診断をしてくれるそうである。分岐点
となった昭和56年(1981年)は、建築基準法が改訂
され、以前よりも耐震性能を強化した内容になったという。

 レクチャーして頂いた内容は”耐震診断問診票”を使
って、参加している各自が自らの家を自己診断できると
いうもので、みな真剣に聞き入っていた。問診票は、我々
が健康診断を受ける時に記入する”自己診断表”と同じ
様なものである。

 チェック項目の内訳は、①建築時期、②災害受歴の
有無、③増築の有無、④補修・改修履歴、⑤建物の形状
⑥吹き抜けの有無、⑦2階と1階の壁面の位置、⑧壁面
の配置、⑨屋根葺材、⑩基礎形状の10項目である。

 10点満点のお宅はひとまず安心だが、9点以下のお宅
では専門家の診断をお薦めするということである。板倉
さんに頼めばエコマネーの会員に限り、格安料金一万円
で診断して頂けるとのことであった。

 2000年に建築した我が家は、とりあえず10点満点
であったが、大蔵省と相談し受診を検討してみたい。