太好了!大物手続出 ― 2010年11月26日 22:25

今日の麻雀教室は大物手が続出した。まずは小野寺さんの小三元
混老頭、混一色だ。花牌や風牌などを入れて締めて119点、二人から
の基礎点を加えれば計135点というビッグなあがりである。小野寺さ
んは国際麻雀を始めてまだ2ヶ月と日が浅いが、現役時代に不健康
麻雀で鍛えた腕はまだ錆び付いていない。日に日に国際ルールを吸
収し、ベテランのお姐様方と、既に互角に戦っている。
先輩の意地を見せたのが、いつも元気一杯笑顔で教室を盛り上げ
てくれる下村さん。今日はなかなかあがれなかったのだが、後半つい
に大きな手を完成させた。「全中:ちゅあんじょん」という中国麻雀独特
(国際ルールは中国統一ルールのこと)の手だ。萬子、索子、筒子の
数牌だけを使用し、しかも四・五・六の中央牌だけで四面子と雀頭を
作らなければならない。通常ポンやチーをして他人の力を借りて作る
ケースがほとんどだが、彼女は面前でしかも平和・三色を自摸あがっ
た。三人から44点づつ、計132点という小野寺さんの小三元に匹敵す
る大物である。
さらに驚いたのは、今日が2度目という水鳥さんだ。序盤に小野寺
さんに小三元・混老頭を直取りされ大きく凹んだにも係わらず、大物
手こそ無かったもののその後コツコツと地道に自摸あがり、終わって
みれば何とトップになっていた。まさにビギナーズラック、だから麻雀
は面白い。勝っても負けてもみんなが笑顔で終われる、これがコム
ハウスの健康麻雀のいいところである。
混老頭、混一色だ。花牌や風牌などを入れて締めて119点、二人から
の基礎点を加えれば計135点というビッグなあがりである。小野寺さ
んは国際麻雀を始めてまだ2ヶ月と日が浅いが、現役時代に不健康
麻雀で鍛えた腕はまだ錆び付いていない。日に日に国際ルールを吸
収し、ベテランのお姐様方と、既に互角に戦っている。
先輩の意地を見せたのが、いつも元気一杯笑顔で教室を盛り上げ
てくれる下村さん。今日はなかなかあがれなかったのだが、後半つい
に大きな手を完成させた。「全中:ちゅあんじょん」という中国麻雀独特
(国際ルールは中国統一ルールのこと)の手だ。萬子、索子、筒子の
数牌だけを使用し、しかも四・五・六の中央牌だけで四面子と雀頭を
作らなければならない。通常ポンやチーをして他人の力を借りて作る
ケースがほとんどだが、彼女は面前でしかも平和・三色を自摸あがっ
た。三人から44点づつ、計132点という小野寺さんの小三元に匹敵す
る大物である。
さらに驚いたのは、今日が2度目という水鳥さんだ。序盤に小野寺
さんに小三元・混老頭を直取りされ大きく凹んだにも係わらず、大物
手こそ無かったもののその後コツコツと地道に自摸あがり、終わって
みれば何とトップになっていた。まさにビギナーズラック、だから麻雀
は面白い。勝っても負けてもみんなが笑顔で終われる、これがコム
ハウスの健康麻雀のいいところである。
勝てば腕、負ければ運 ― 2010年11月19日 23:25

今日の麻雀教室に新人さんが一人みえられました。勿論麗しき女性
です。最近コムハウスのパソコン教室に通い始められた方で、会報を
ご覧になり興味を持たれたそうです。麻雀は今までまったく経験が無
いそうで、牌の種類や呼び名から始めることにしました。隣では先輩
達が慣れた手つきで冗談を飛ばしながらポン・チーと愉しそうに興じ
ています。
麻雀の楽しさは一度やってみれば誰もが納得することですが、私は
その偶然性に大きな魅力があると思っています。囲碁や将棋は、十中
八九上級者が勝ちます。技量の善し悪しが明確にそのまま勝敗に顕
れるゲームだからです。二人だけで対戦しますので他にクッションを設
けることが出来ないのも、技量の差が際立ちます。
ところが麻雀は技術だけでは勝てません。運も味方につけなければ
どんなに上手く打っても勝つことはできません。逆に言えば腕はもう
ひとつという方でも、運を味方につければ勝つことができます。更に
四人でやっていますので、災いを他に逸らすこともできますし福を他
から頂戴することもできます。
この運と技術とメンバーとの相性とが渾然一体となって勝敗の行方
を決めるところが麻雀の奥深さであり、何とも言えない麻雀の魅力と
なっています。麻雀をやる人は負けた時には“ツイていなかった”と自
らを説得し、勝った時には“私はやっぱり上手いのだ”と自己満足に
浸ります。私の経験上、囲碁や将棋で負けた時の悔しさに比べ麻雀
で負けた時の悔しさはさほどではありません。自尊心を傷つけずに済
む精神衛生上実に都合の良いゲームです。
です。最近コムハウスのパソコン教室に通い始められた方で、会報を
ご覧になり興味を持たれたそうです。麻雀は今までまったく経験が無
いそうで、牌の種類や呼び名から始めることにしました。隣では先輩
達が慣れた手つきで冗談を飛ばしながらポン・チーと愉しそうに興じ
ています。
麻雀の楽しさは一度やってみれば誰もが納得することですが、私は
その偶然性に大きな魅力があると思っています。囲碁や将棋は、十中
八九上級者が勝ちます。技量の善し悪しが明確にそのまま勝敗に顕
れるゲームだからです。二人だけで対戦しますので他にクッションを設
けることが出来ないのも、技量の差が際立ちます。
ところが麻雀は技術だけでは勝てません。運も味方につけなければ
どんなに上手く打っても勝つことはできません。逆に言えば腕はもう
ひとつという方でも、運を味方につければ勝つことができます。更に
四人でやっていますので、災いを他に逸らすこともできますし福を他
から頂戴することもできます。
この運と技術とメンバーとの相性とが渾然一体となって勝敗の行方
を決めるところが麻雀の奥深さであり、何とも言えない麻雀の魅力と
なっています。麻雀をやる人は負けた時には“ツイていなかった”と自
らを説得し、勝った時には“私はやっぱり上手いのだ”と自己満足に
浸ります。私の経験上、囲碁や将棋で負けた時の悔しさに比べ麻雀
で負けた時の悔しさはさほどではありません。自尊心を傷つけずに済
む精神衛生上実に都合の良いゲームです。
中国麻雀の醍醐味 ― 2010年11月05日 22:10

コムハウスで開催している健康麻雀教室は、国際ルールを採用して
いる。通って来られる方はほとんど女性で、初めて麻雀をやる方もお
られるので、どうせなら将来国際交流にも役立つ国際ルールで始め
た。国際ルールとは言っても、実は1998年に中国が国内各地のロー
カルルールを一つにまとめ、国際ルールを宣言したものである。
中国人にとって麻雀は国技であり、頭脳のスポーツとして老若男女
国中に広く普及している。このルールの基本はゆったりと綺麗な形に
仕上げる事であり、美しいものほど値段が高い。日本の麻雀のように
「リーチ、一発、裏ドラ」で高得点を狙う、手作りよりもスピードを重視
する賭けマージャンルールとは一味違う。
81種類ある手役は、どんな配牌が来ても必ず上がりを狙えるものに
なっている。リーチや裏ドラは無く、鳴いても値段は下がらない。王牌
を残さず、最後の一枚まで続ける。親の連荘は無く、公式戦では必ず
四風(東、南、西、北)の場を行う。
ここでは中国ルール独特の手役をひとつ紹介する。写真は「全小:
ちぇんしゃお」と呼び、数牌の1から3だけで4面子1雀頭を仕上げる
もので、24点の高得点になる。この場合は1筒と1索が刻子となって
いるので双同刻(しゃんとんく)の2点と、1筒が4枚使いになっている
ので四帰一(すーくいいー)の2点、それに喜双逢(しーしゃんふぉん)
の1点が加算される。もちろん同類項の「全大:ちぇんだー」と「全中:
ちぇんじょん」もあり、同じく24点の手役である。
初めての方には懇切丁寧にルール説明をしますので、一度コムハウ
スを覗いてみて下さい。毎週金曜日朝10時からやっています。
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