「やきやきや」で常陸牛2010年11月04日 23:37


 今日のオフは妻の買い物のお供で、市内にあるサンキとサプラに出

かけました。暑かった長い夏が終わり、過ごしやすい秋が来るはずが

一足飛びに冬が来たような気候に、我が家は早々と炬燵を出しまし

た。毎日折り込みチラシを隈無くチェックしている妻が、カーペットの上

に敷くフリースの絨毯の特売を目敏く見つけ、炬燵の暖房効果を上げ

る算段をしたようです。サプラでは私のお昼の主食となるリンゴを一箱

買い込みました。

 そして、今日の本当の目的である「やきやきや」にお昼を食べに行

きました。実は先月初め、中国人好朋友の王さんと、彼女の友人であ

る馬さん、そして王さんとは活動センター時代からの知り合いだと言

うコムハウスの看板娘深津さんとで、ここに夕飯を食べに来ました。

仕事を終え、明日帰国すると言う馬さんを見送る為の晩餐会です。馬

さんは、日本向けの仕事をしている会社の社員の日本語教育を、大連

普蘭店にある王さんの日本語学校に紹介したりしているとの事です。

 馬さんとは先日逢った(来日時リムジンバスのバス停への出迎えや

王さんのアパート、佐貫駅などへの送迎で)ばかりでしたが、酔えない

ビール(0.00%ビール)を飲みながら麻雀の話で意気投合し、中国大連

での対決を約して別れました。帰り際に「やきやきや」の6周年記念と

いうくじ引きをした際、王さんが見事1等の「常陸牛ステーキ」を引き当

ててくれたのです。お二人共クジ運が強く、馬さんも3等の「アントラー

ズのTシャツ」を引き当てました。

 その招待券を持って、今日は妻と二人で「常陸牛ステーキ」を食べに

来たという訳です。常陸牛はとても美味でしたし、いつも注文する九条

葱が山盛りの「牛スジ入り関西風お好み焼き」も絶品です。店長も愛想

が良く、とても親しみやすいお店です。どうぞお試しあれ。

中国麻雀の醍醐味2010年11月05日 22:10


 コムハウスで開催している健康麻雀教室は、国際ルールを採用して

いる。通って来られる方はほとんど女性で、初めて麻雀をやる方もお

られるので、どうせなら将来国際交流にも役立つ国際ルールで始め

た。国際ルールとは言っても、実は1998年に中国が国内各地のロー

カルルールを一つにまとめ、国際ルールを宣言したものである。

 中国人にとって麻雀は国技であり、頭脳のスポーツとして老若男女

国中に広く普及している。このルールの基本はゆったりと綺麗な形に

仕上げる事であり、美しいものほど値段が高い。日本の麻雀のように

「リーチ、一発、裏ドラ」で高得点を狙う、手作りよりもスピードを重視

する賭けマージャンルールとは一味違う。

 81種類ある手役は、どんな配牌が来ても必ず上がりを狙えるものに

なっている。リーチや裏ドラは無く、鳴いても値段は下がらない。王牌

を残さず、最後の一枚まで続ける。親の連荘は無く、公式戦では必ず

四風(東、南、西、北)の場を行う。

 ここでは中国ルール独特の手役をひとつ紹介する。写真は「全小:

ちぇんしゃお」と呼び、数牌の1から3だけで4面子1雀頭を仕上げる

もので、24点の高得点になる。この場合は1筒と1索が刻子となって

いるので双同刻(しゃんとんく)の2点と、1筒が4枚使いになっている

ので四帰一(すーくいいー)の2点、それに喜双逢(しーしゃんふぉん)

の1点が加算される。もちろん同類項の「全大:ちぇんだー」と「全中:

ちぇんじょん」もあり、同じく24点の手役である。

 初めての方には懇切丁寧にルール説明をしますので、一度コムハウ

スを覗いてみて下さい。毎週金曜日朝10時からやっています。

日本語ボランティア養成講座2010年11月06日 21:27


 TIFA(取手国際交流協会)が主催する日本語ボランティア養成講座

に通い始めて2ヶ月が経った。 9月4日から毎週土曜日の午前中は

ここ取手市の福祉交流センターで学んでいる。日本語をまったく話せ

ない受講者を想定してのレッスンは、なかなか容易ではない。

 日常無意識に使っている日本語を、いかにして異国の人に教えれば

良いのか。何処の国でも子供が言葉を覚えるのは耳からである。ひと

つひとつ単語を覚え、それらを合成してフレーズを覚え、そしてそのフ

レーズをつなげて主語述語を伴うセンテンスを覚える。文字は言葉の

後からついてくる。文法については、さらに後から学ぶ。

 私も高齢になってから外国語を学び始めたが、大人はどうしても理

屈から入ってしまう。一網打尽を目論むのだが、私の経験上文法から

入ったのではなかなか見につかない。2年ほど前に巡り会ったテキス

トを見てから、理屈抜きでとにかく基本のフレーズをまる暗記する方法

に切り替えた。 入学試験には適さない方法かも知れないが、会話を

覚えるにはこちらの方が良いと感じている。

 言葉が先に生まれ、それらを後から整理・分類したものが文法であ

る。一見整理されたものから学ぶ方が効率的に見えるが、よほどの天

才でない限り文法を学んで会話ができる人は、まずいない。凡人以下

の私にとっては、理屈抜きにひとつひとつ言葉を積み上げる無手勝流

の方法が馴染むような気がするが、さて日本語を学びに来る異国の人

にはどう対処すれば良いのか、悩ましい処である。