「典故300則」その207 ― 2013年04月07日 07:41
今日は中国の年越しの話。 中国では、大晦日は1年で最も大事な日とされ
その夜は家族揃って寝ずに新年を迎えるという習慣がある。それは古い年を
新しい年に持ち越すことで年を取らないという意味で、家族みんながお年寄り
の長寿を願ってのことだそうである。
典故300則その207:守岁 shou sui
中国の風習では旧暦の大晦日、家族が集まり徹夜で年を送り新年を迎える。
これを“守岁”と言う。
唐の詩人、杜甫の《杜位宅守岁》の中では“守岁阿戎家,椒盘已烦花”と、孟
浩然の《岁除夜有怀》の中では“守岁家家应未卧,相思那得梦魂来” という詩
文があり、いずれも“守岁”に言及している。
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