「典故300則」その203 ― 2013年04月03日 07:56
武芸百般という言葉があるが、これは誇張であり本来は武芸十八般という
のだそうだ。 日本の武芸十八般というのは概ね江戸時代に入ってから成立
した概念で ”弓術、馬術、槍術、剣術、抜刀術(居合)、短刀術、 薙刀術、手
裏剣術、水練術、十手術、棒術、捕手術、もじり(袖絡み )術、鎖鎌術、含針
術、鎖分銅術、砲術、柔術(体術)”の十八種としている。 語源となった本家
中国では・・・。
典故300則その203:敲竹杠 shi ba ban wu yi
十八種の兵器の使用技術。十八種の兵器については諸説あり、一説では
“刀,枪,剑,戟,棍,棒,槊,镗,斧,钺,铲,钯,鞭,锏,锤,叉,戈,矛。”
他の説によれば“弓,弩,枪,刀,剑,矛,盾,斧,钺,戟,鞭,锏,挝,殳,叉
耙头,绵绳,套索,白打。”
今では“精通十八般武艺”は武芸の達人を喩える。
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