「典故300則」その151 ― 2013年01月29日 09:05
今日の主役は唐の第9代皇帝玄宗、善政を敷き「開元の治」と呼ばれ、唐の
絶頂期を築いた。日本の歌舞伎界の呼称“梨園”のルーツがここにある。
典故300則その151:矍铄 li yuan
唐玄宗李隆基は音楽の才に精通しており、音楽を教えることをとても好んだ。
唐玄宗はかつて自ら三百人の若者を選び梨园の地で自ら彼らに楽器の演奏
を教え、“梨园弟子”と称した。
梨园は今の陕西省西安にあり、もともと玄宗が教えていた場所であり、その
後、芝居の一座を“梨园”と呼び、演劇音楽を“梨园子弟”と呼んだ。
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