「典故300則」その1502013年01月28日 08:36


 今日は中国版“人魚”の話。数年前、大連の水族館“聖亜海洋世界”で人魚

ショーを見たことがあったが、金髪の美しい人魚がイルカと競演していたことが

記憶に残っている。

 典故300則その150:泪珠 lei zhu

 伝説に寄れば南の海に一匹の人魚がおり、彼女はとても薄い紗を紡ぐことが

でき、その目からは真珠の涙を流すことができた。 その後人魚は水から上が

って、人家に住み、紗を紡いでそれを売った。

彼女は海に帰る時、主にお皿を求めて泣き始めると、目からこぼれた涙はお皿

いっぱいの真珠となった。人魚はその真珠をすべて主に贈った。

 以来、“泪珠”、“珠泪”は涙のことを言う。