周さんの中国語教室(その11)2006年02月17日 21:39

 来年度の中国語教室の先生が決まった。流通経済大
学の中国人留学生”王万里”さんだ。王さんは、一年半
ほど前に中国大連から日本にやって来て、一年間流通
経済大学の日本語学科で学び、昨年10月から同大の
国際観光学科に入学された。

 大連では専ら英語を勉強されておられ、日本語の勉強
は来日してからという話であったが、どうしてどうして
なかなか立派なものである。彼女は昨年9月に実施した
この教室の交流会にも参加しておりコムハウスにも多少
の馴染みがある。

 コムハウスの中国語教室は平成16年に始まり、初代
の老師は”王秀輝”さんで、昨年3月に流通経済大学を
卒業され、故郷の大連に戻り地元の大学で日本語を教え
ながら、ご自宅でも日本語塾を開いておられる。今でも
年賀状やバースデイカードの交換を行っている。

 そして二代目が現在の老師”周琨”さんである。初代
の王さんの時には、全員が初心者であり一様なレベルで
のスタートであったが、今回の受講者の方々は中国語の
学習経験を持つ方と初心者の方とが混在しており、年齢
も現役大学生から70代の方までと非常に幅広い。

 それでも周さんの工夫と頑張りのおかげで、きわめて
スムーズな授業が行われている。毎週毎週彼女が準備
してくれた手書きのテキストはA3サイズで36枚に上る。
内容も我々の身近なテーマから創作されたもので、毎回
興味深いものになっている。彼女の熱意には本当に頭が
下がる思いである。

 今日は三代目の王万里さんに、周さんの授業を参観し
て頂いたが、前任者のやり方に拘ることなく、ご自分の
カラーを出して自由にやって頂こうと考えている。
多々関照、加油王小姐