原巨人の暗雲(その2)2006年06月14日 20:03

< 敗色濃厚で渋い顔の若大将 >

 とうとう7連敗を喫してしまった。日曜日の対ロッテ戦
の”幻の本塁打”を、まだ引きずっているように見える。
いつまでも死んだ子の年を数えているようでは、これか
らの長いペナントレースを勝ち抜いては行けない。

 昨日のワールドカップのフランス対スイス戦、フランス
が敵陣に攻め込み、あわやゴールといったシーンが何
度もあったが、その都度スイスは良く凌ぎ結果して優勝
候補のフランスと0対0の引き分けに持ち込み、見事に
勝ち点1を上げた。

 ところが試合後、このシーンをビデオで見ると、2度に
渡って神の手を使っていたことが判明した。世界中の
耳目を集め、自国の名誉をかけて戦っているワールド
カップでさえ、覆らぬジャッジに対してフランスチームは
何の泣き言も言っていない。

 写真やビデオを際どいプレーのジャッジに利用すべき
との提言は、自軍が不利になった時にだけ言うのでは
決して共感を得られない。第一シーズン途中からルール
を変えられる訳がない。

 ここはグッと腹(原)にしまい込んで、見事逆転優勝を
果たした後、来期への改善提言として連盟に持ち込む
べきである。3年前の轍を踏まぬよう、前方を見据えて
ドッシリと戦って欲しい。