ダヴィンチコード2006年05月29日 20:59

< 主演のトム・ハンクスとオドレイ・トトゥ >

 今月の月一映画鑑賞は先日”恋するトマト”を見て来た
が、TVコマーシャルの誘惑に負けて、話題の”ダヴィンチ
コード”を見て来た。ダン・ブラウンの同名小説を映画化
したもので、トム・ハンクスとジャン・レノの二大スターが
競演している鳴り物入りの作品である。

 敬虔なキリスト教徒の逆鱗に触れる内容であるため
上映できない国や地域が沢山あるとか、歴史上の重要
な謎が解明され、まるで世界が一変してしまうかのよう
な大袈裟な宣伝で話題を呼んでいる。

 その成果か、月曜日だというのにかなりの入りである。
私がシネプレックスに通い始めて、平日にこれだけの人
がここに来ているのを見たのはヨンさまの”冬のソナタ”
以来である。

 二時間を悠に超える長編ではあったが、率直な処私が
感じた”ダヴィンチコード”は、娯楽アクション作品である。
あのジェームスボンドが活躍するの”007”と同じ次元の
映画である。決して大バチカンが目くじらを立てるような
ものではない。

 この映画を酷評している評論家もいるが、あまり過度な
期待を持たずに、単純にスパイアクション映画を見に行く
という程度の軽い気持ちで見るべき映画であり、そう割り
切って見ればそれほど悪くはない。