「典故300則」その482012年10月09日 12:43


 今日のテーマは遮眼帯、遮眼帯から連想されるのが競走馬である。馬の瞳孔

は横長に開いており、瞳孔の形状と眼球の位置により彼らはパノラマ的に世界

を見ており、その視野は350度にも及ぶそうである。

 典故300則その48:戴眼罩 dai yan zhao

 ロバを引いて臼を挽く時、人々はロバに臼の上の穀物を盗み食いされぬよう、

いつもロバに眼隠しをしていた。 以来、ごまかしたり欺いたりする人を、止めさ

せたり、見分けたりすることが容易に出来ないことを“戴眼罩”と言った。