ユニークなり! 全小(チュアン・シャオ)2006年08月20日 23:17

< 中国流偏数系手役の代表:全小 >

 昨日に引き続き、国際磨奨のユニークな手役を紹介し
たい。日本のルールでは、偏数系の手役としては全帯
幺九(チャンタ)や純全帯幺九(ジュンチャン)、断幺九
(タンヤオ)などがあるが、国際ルールには、さらに全大
(チュアン・ダー)、全中(チュアン・ジョン)、全小(チュア
ン・シャオ)、大于五(ダー・ユーウー)、小于五(シャオ
ユーウー)など豊富にある。

 写真の手が全小と呼ばれるもので、一~三までの数牌
だけで四面子と雀頭を構成する。面子の内容は、順子で
あろうと刻子であろうとかまわない。同じように七~九の
数牌だけであがれば全大、四~六だけであれば全中と
呼び、いずれも24点の高得点となる。

 この全大・全小よりも、稍緩やかな縛りとなっているの
が、大于五と小于五である。大于五は、五よりも大きな
数牌だけで和了するもの、小于五は五よりも小さな数牌
だけで和了するもので、点数は12点と前述の全小など
に比べて半減する。

 この他、偶数だけの数牌でトイトイを上がれば全双刻
(チュアンシュアンク)という役になり24点、一筒や二索
白などの、上下がシンメトリー(対象形)になっている牌
だけで和了すれば、推不倒(トゥィプタオ)という役となり
8点になる。

 とにかく、どんな配牌でも必ず狙ってゆける手役があ
る。これが国際ルールの魅力である。