吉川さんお帰りなさい2006年09月01日 22:41

 体調を崩して暫くお休みしておられた吉川さんが、約
一ヶ月ぶりに教室に見えられた。お顔の色も良くなって
食欲も戻られたそうで祝着至極、本当に良かった。

 ご自宅で療養されていた時も、中国語教室での勉強
の遅れが気になっておられたとのことで、今日は早めに
見えられて休講中の授業の進捗状況などを、講師の王
さんに熱心に尋ねておられた。

 吉川さんは、中国語教室や国際健康磨奨教室で学ば
れている他、コムハウスのパソコン教室では講師を務め
ておられる。同年代の受講生のみなさんからは、親切で
解り易いと、頗る好評である。

 吉川さんが戻られた一方で、教室の人気者である高谷
さんが昨日から中国旅行に出かけられ、暫くお休みにな
る。高谷さんは、現在ご自分でオリジナルの”韓日字典”
を作成中というほど韓国語に堪能な方である。

 中国語にも、若い頃からの旅行や社用での実践経験を
沢山お持ちで、実践会話の腕と度胸はなかなかのもので
ある。親しみのある優しい笑顔と、70を越えたとはとても
思えない若々しさで、金曜教室の人気者になっている。

 地域活動の裏方をやらせて頂いている私にとって、お二
人のような、自ら積極的に行動し充実した毎日を過ごして
おられる大先輩の生き方は、まさに良きお手本である。
請別勉強、小心健康、永遠身体結実!

まなびピアとコムフェスタ2006年09月02日 22:02

 早いもので、KCNの18年度の活動も5ヶ月が経過
した。4月のフラワーフェスティバル、5月の定時総会、
6月のコムコム二周年記念セールと、年度当初に掲げ
た年間計画通りにほぼ進められている。

 コムハウスを訪れる人の数も、前年度は約6千名ほど
であったが、今年度は5ヶ月を経過した八月末の時点で
約3千2百名と既に昨年の半年分を上回っている。この
分で行けば、目標の年間7千名に届くかも知れない。

 横田さんのデジカメ教室や、ほぼマンツーマンの懇切
な指導のパソコン教室、そして8月から新たに始まった
肖像画教室や市民ディレクター講座などのカリキュラム
も追加され、市民講座のラインナップが充実したことが
大きく貢献している。

 そして、何といってもイベントの開催による集客力が一
番大きい。9月に開催される国際理解学習会、10月末
に行われる第2回のコムフェスタと大きなイベントが続い
ている。

 とりわけ今回の”コムフェスタ2006”は、県が主催し
ている”まなびピアいばらき2006”の協賛事業として
認定され、第18回全国生涯学習フェスティバルの一つ
として位置づけられている。

 ちなみに”まなびピアいばらき2006”は10月5日から
9日までの5日間、”学びこそ 輝く あなたの 第一歩”
をキャッチフレーズに、県民文化センターや笠松運動公
園などで、各種講演会やステージ公演などが行われる。

 コムフェスタの成功の可否は、いかに会員の総力を結
集できるかであり、看板であるコミュニケーションがモノを
いう時でもある。

蒼天航路完結2006年09月03日 21:53

< ネオ三国志”蒼天航路”の第一巻と最終巻 >

 私が初めて”三国志”に触れたのは、高校三年の時で
あった。三年前、61歳という若さで逝ってしまった恩師
の勧めにより読んだのが吉川英治の”三国志”であった。
吉川英治の”三国志”は、今でも私の書架に並んでおり
時折本の背に目をやれば、壮大な物語を熱く語ってくれ
た恩師の顔が浮かんでくる。

 その後、柴田連三郎の書いた三国志”英雄生きるべき
か死すべきか”や陳舜臣の”秘本三国志”などを読み比
べてきたが10年ほど前に面白い漫画に出会った。在日
韓国人二世で映画監督の李學仁(イ・ハギン)氏が原作
の”蒼天航路”である。

 この本は”漫画とはいえ侮るなかれ”で、正史に基づい
た原作は演義のような単純な善悪の対比ではなく、登場
する人物を敵味方の内外両面から捉え、その魅力を存分
に表現している。随所に盛り込まれた含蓄あるセリフや
洒落たセリフ、そして王欣太(国籍日本以外は一切不明)
氏の迫力漲る画力が物語を一層盛り上げている。

 以来、発行される度に購入して読み続けて来たのだが
あまりのインターバルの長さに34巻以降暫く忘れていた。
どうやら途中で原作者の李學仁氏が病死して仕舞った
ため途中から王欣太氏が一人で書き継いできたようだ。

 今日、本の予約のため”すみや”を訪れ、その後の本
の消息を聞いた処、既に今年の春36巻で完結していた。
もちろんすぐに買い込んで、全36巻が全て揃った。又
第一巻の”貪”の話から読み返している。