很難!陳老師的作業2006年08月01日 22:38

 陳さんの授業は、まずテストから始まる。前回の授業
内容からの出題である。一問目は”聞写”で、陳さんが
言う日本語の文章を中国語に訳して書く。二問目は、陳
さんの発音する中国語の文章を、そのまま中国語で書き
日本語の意味を添える。三問目は、日本語で指定された
単語を中国語で書き、四声を添えてピンインを付ける。
最後の四問目は、発音されたピンインを書き取る。

 授業は発音に重点が置かれ、ピンインの練習に時間を
費やす。ひとり一人が順番に発生する。中国語の発音は
とても難しい。日本には無い発生が沢山ある。自分では
正しく発音しているつもりでもなかなか陳さんのOKが
出ない。それでも美しい中国語を話すため、何度も何度
も繰り返す。みんな真剣である。

 授業の後には毎回宿題が出される。プリントされた10
行程度の短い中国語の会話を書き写し、ピンインを付け
日本語の訳をつける。宿題はこれだけではない、月間の
宿題として、実に700文字を超える中国語の長文の訳
が出されている。

 中国人雑誌に掲載されたコラムだが、これがなかなか
難解である。辞書を引いて単語の意味を調べ、これを並
べてみても、とても文章にはならない。どう繋げて良い
ものか、三週間経った今でもまだ出来上がっていない。

 来週は陳さんの模範解答が出るそうだが、何とか私な
りの答案を完成させたい。 自我、努力!大家、加油!

日本にもいた二人のボブ2006年08月02日 23:39

 判定の結果を聞いて仰天した。明らかに劣勢であった
亀田が、なんと判定勝ちというのである。こんなことが
あって良いのだろうか。敗れたランダエタの母国、ベネ
ズエラの人達は、きっと今回の卑劣な判定に激怒して
いることであろう。相手が北朝鮮や韓国人なら間違い
なく戦争になっているところである。

 今回のジャッジを見て、今年3月に行われたWBCで
の、あの”ボブ・デービットソン”塁審の露骨なホーム
ディシジョンを思い出す。あの偏審(誤審ではない)に
日本中が悔しい思いをしたことは記憶に新しい。

 今回の亀田の勝利は、審判団に二人のボブを雇い
入れて、判定を金で買ったと判断せざるを得ない。パト
ロンとなったのは勿論TBSであろう。視聴率を上げる
ため、手段を選ばず偶像作りに走ったTBSの罪は極
めて重い。

 ボクシング人気を煽る(視聴率を獲得する)ため、亀田
一家を利用して、特番を組んだり派手なCMを入れるの
は一向に構わないが、公平中立であるべきジャッジに
まで不正な介入をしてはならない。

 TBSはボクシング界隆盛に貢献するためと、自らの
阿漕な行為を弁護するのだろうが、スポーツはあくまで
スポーツであり、神聖なルール・公正なジャッジがあっ
てこそ人々に感動を呼ぶ。張り子の虎はいずれ馬脚を
現す。

ブーイングの嵐2006年08月03日 21:50

< 真の勇者:名城信男の勇姿 >

 案の定、どの新聞も昨日の判定に対する驚きと不満
が載せられていた。今回の”黒”を”白”としてしまった
TBSの露骨なイカサマ試合には辟易させられた。この
ようなやり方をボクシングファンは決して喜ばない。

 TBSが視聴率稼ぎに担ぎ出したガラの悪い4凶弟と
好対照なのが、先月22日WBA世界スーパーフライ級
チャンピオンとなった名城信男である。前チャンピオン
であるメキシコのマルティン・カスティーヨを10ラウンド
でTKOして初のタイトルを獲得した。

 物静かで謙虚なインタビューぶりは、とても好感が持
てる。試合前に”勝つことも、負けることも考えている。
互いにボクシングが好きなのだから。”と語り、これから
戦う対戦相手に対する畏敬の念を素直に表していた。  

 WBA世界ミニマム級王者、新井田豊のコメントもなか
なかである。試合前、彼は語っている。”恥はかけばい
い。だけど、自分に恥ずかしいことはしたくない。”TBS
や御用達の4凶弟に聞かせてやりたいセリフだ。

 ホリエモンや村上ファンド、福井総裁騒動など、儲け
さえすれば何をやってもいい、たとえジャッジを買収し
てでも勝ちさえすればいいというやり口に、一般市民は
ウンザリしているのだ。