「典故300則」その73 ― 2012年11月03日 08:10
今や世界中に蔓延るコンビニエンス・ストア、日本にもセブンイレブン、ファミ
リーマート、ローソン、サンクス、サークルK、ミニストップなどのフランチャイズ
店が乱立している。 ご他聞に漏れず中国にも展開され“方便店”、“便利店”
などという看板が掲げられている。今日は、その“方便”の語源を探る。
典故300則その73:方便 fan bian
“方便”,“方便门”は、いずれも仏教の教典から出たもので、もともと仏教用
語で“融通が利く方法、生きる者全てを仏の道に導くこと。” その後、派生して
“方便之门”となり便宜とチャンスの喩えとなる。
法華経の方便品の中に言う。“我、仏になって以来いろいろな縁、さまざまな
喩え、広範な教え、無数の便宜、真実を示す。” 隋代の智者大師の法華経の
中にも“開方便門、示真実相”の記述が有る。
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