小泉俊明氏講演2006年09月23日 22:47

< にこやかに語りかける小泉俊明氏 >

 昨夜知人の誘いに応じて、前衆議院議員の小泉俊明
氏の講演を傍聴しに出かけた。小泉氏は取手市議を経
て、平成12年6月の第42回衆議院総選挙に茨城3区
から立候補し見事当選、続く15年の第43回衆議院総
選挙にも当選したものの、昨年の郵政民営化に伴う解
散総選挙の犠牲となった。

 茨城県取手市出身の46歳、2度目の選挙では民主
党公認とはいえ、地盤・看板・カバンなしで、9万2千票
を集めた実力派で、現在捲土重来を期して地道な活動
を続けておられる。会場に向かう車中、紹介者の飯田
さんと”今夜はどんな話が聞けるのか”などと話していた
のだが、私が政治家や日本のリーダー達に望むことは、
只ひとつ、”紳士たれ!”の一言である。

 日本中のお役所で平然と行われている税金の無駄遣
いや私物化、省庁あって国家なしの霞ヶ関の利権誘導
合戦、日銀総裁を始め私財を肥やすために職権を乱用し
平然と開き直る面々、悪行が露見しても半兵衛を決め込
む厚かましさ、この国ではどんなことがあっても誰も責任
を取らない。何とも嘆かわしい現状である。

 民主党でも自民党でも良い、安易に増税を実施する前
に、喫緊の課題としてこの惨状を改めることに、党派を
超えて全力で取り組んでいただきたい。水を溜める前に
は、まずバケツの穴を塞ぐべきであろう。主義主張は異
なっても、これだけは全国民が共通した要求であること
を肝に銘じて欲しい。小泉さん頼みますよ。