市民ディレクター講座(その4)2006年01月30日 22:15

 今日は、第1期市民ディレクター講座の3回目の授業
が開催された。今回は撮影実習ということで、荒谷講師
と受講者の、総勢4名で市内長山にある”蛇沼公園”に
出かけた。

 蛇沼は、牛久沼と共に茨城の自然100選に選ばれた
美しい沼である。市の北側に位置した、永山の雑木林と
ニュータウンの長山・松葉地区に挟まれた窪地で、佐貫
駅から車で10分ほど走れば公園の駐車場に着く。

 月曜日の午前中とあって、我々以外に公園を訪ねる人
影は見あたらない。正面右手にある案内板を眺めてから
30mほど直進すると、沼のほぼ全容が見渡せる。先週
の土曜日に降った雪がまだ溶けやらず、所々に白い斑点
を残している。

 あたりを散策していると、一匹の毛づやの良い三毛猫
が、足下にまとわりついて来た。私の家の飼い猫よりも
はるかに器量がいい。私の足にからみついて離れようと
しない。とても人なつこい。

 愛想を良くして、公園を訪れる人達から餌をねだると
いう、野良猫が生き抜くための生活の智慧である。生憎
餌になるようなものは何も持ち合わせていなかったので
お詫びをしながら首筋を撫でていると、兄弟とおぼしき猫
が2匹、こちらに近づいてきた。

 ふと近くの東屋に目をやると、3匹の母猫と思われる猫
を大切そうに抱いている自由人が笑いながらこっちを見て
いる。聞けば、猫たちの飼い主だそうで、毎月の餌代が
3万円もかかってしまうとボヤいていた。

 どうして彼がこうなったのかは解らないが、野良猫を養
い、彼らに癒されている自由人の表情はとても穏やかで
あった。それに比べ、昨今次から次へとマスコミに登場し
て来る、他人を陥れて利を貪り悪事が露見したにも拘わ
らず、平然と開き直っている拝金亡者達の顔は、この上
なく卑しい。