「典故300則」その86 ― 2012年11月19日 07:59
今日のテーマは“附庸:ふよう”、“附庸国”とは“宗主国”に対する対語で
“宗主国”に従属してその保護と支配を受けている“従属国”のことである。
大国に従属する小国、米国に諂う日本のことでもある。
典故300則その86:附庸 fu yong
この故事の出自は《诗经,鲁颂,闷宫》であり、その中にこの様な言葉が
ある“乃命鲁公,俾侯于东,锡之山川,土田附庸”その意味は、王は鲁公
に山東を治める諸侯に土地とそこに在る町をまとめて下賜するよう命じた。
以来、“附庸”は他の物事に付属する存在を喩える。
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