筑波山・江戸屋の夜2010年10月31日 19:38

  筑波山・江戸屋にて

 午前中、昨日から始まったつくばね祭に顔を出した。コムハウスの

ブースの様子を写真に収めるためだ。たまには自転車で行ってみよう

と思ったが、生憎の雨模様だったので歩いて行くことにした。私の家

からは約3.5km、殆ど下り道だったが傘を差しながらの道行きは40分

ほどかかった。ブースでは既に会長の松原さんやパソコン教室の原山

さんたちが準備を整えていた。台風一過の晴天を期待したものの今日

も生憎の雨、観客の入りが少々気がかりである。

 午後からは中国語の日曜教室を開催した。5月に始まった時点では

水曜と日曜、各教室10名づつの併せて20名の受講者がいたが、半年

経った今では13名に減っている。コムハウスの中国語教室は今年で

7年目になるが例年同じ様なものである。やる気満々で始めたものの

思ったよりも手強いので断念した人、仕事の都合で曜日が合わなくな

ってしまった人、始めから冷やかし半分で申し込んだ人、辞める事情

はいろいろである。きちんと挨拶をして辞める人、月謝を滞納したまま

フェードアウトする人、辞め方もいろいろである。

 夜は久しぶりに同期会に参加した。現役時代社内研修施設で2年間

寝食を共にした仲間である。百草の山に幽閉(?)され、東大の関根

泰次教授からは電気磁気学や電力系統工学、茅陽一教授からは自動

制御工学、河野照哉教授からは高電圧工学を、そして黒井千次氏か

らは文芸論など、超一流の教授陣に薫陶を受けた若き日々の出来事

が昨日の事のように蘇る。 久しぶりに会合できた嬉しさに、客室に移

した宴席でも当時の思い出話と仲間達の近況報告に花が咲き、尽き

ぬ話は何度も何度も時空を行き来していた。 こうして江戸屋の夜は

深々と更けていった。みなさんお疲れさまでした。