サラリーマンの教科書2005年05月31日 22:47

 バブルが崩壊して、各企業は目が覚めたように意識
改革を唱え、弛緩した組織の引き締めに本腰を入れ始
めた。

 そんな折り、勝ち組企業のノウハウ本が、日本中の
企業のお手本として書店の棚を飾った。「トヨタ式最強
の経営」、「経営の質を高める8つの基準」、「ディズニ
ーの7つの法則」・・・などなど。

 そんな中で、企業をはなれた場でも大いに通用する
一冊の本を紹介したい。著者は作家・俳優・演出家の
肩書きを持つ中谷彰宏氏で著書名は「会社で教えて
くれない50のこと」という。私の琴線に触れた、いくつ
かのフレーズを並べてみたい。

・メリットという言葉を言う人と、一緒に仕事をしない。
・料理は出された瞬間に食べるのが、
               料理人への最大の賛辞。
・同じ本を読んだ人は、会う前から友達だ。
・フルネームで覚えている人が、
               あなたを助けてくれる。
・言葉は包丁。決して投げてはいけない。
・悩んでいる人が求めているのは、
          答えではなく悩みを聞いてくれる人。
・失敗を忘れることができる人が、成功する。
・死に方は、神様に任せる。生き方は、自分で決める。

 最近の自分自身に照らせば、汗顔の至りである。