元気で・長生き・逝くときゃポックリ2005年05月23日 11:35

 日本の平均寿命は、男性78才・女性85才を超え世界一
の長寿大国に。一方、出生率はといえば年々下がり続け、
既に1.3を下回っている。 出生率2.1が現在の人口を維
持するための境界値といわれ、このまま続けば百年後の
日本の人口は、約半分になってしまうという。
  
 必然的に高齢者のみの家庭は年々増加し、訪ねる人も
なく寂しい毎日をひっそりと暮らしている独居老人の数は、
ますます増加しつつある。介護保険制度のおかげで介護
が必要となった老人には救いの手が差しのべられている
ものの、要介護レベルに至らない老人には何もない。単に
呼吸をしている期間を誇るだけの、うつろな長寿社会では
意味がない。

 行政は”高齢者に生き甲斐や楽しみを提供するしくみ”
創りに、もっと真剣に取り組むべきである。しかしながら、
行政にだけ頼っていたのでは、とうていこの問題は解決
できない。我々地域社会が、そして高齢者自らが積極的
にこの問題に取り組む事が大切である。

 私の目標は”GNPの実践”である。終の棲家である自ら
の地域を大切にし、積極的に地域とふれあい、仲間ととも
に楽しみながら地域に貢献する。こんな生き方を目指して
今後も自分らしい地域活動を展開してゆきたい。
      (G:元気で、N:長生き、逝くときゃP:ポックリ)