「典故300則」その302012年09月21日 07:47


 中国語はとても意味深い、言葉ひとつひとつに物語がある。 以前、雑誌を見て

いて“吃豆腐:豆腐を食べる”という言葉の意味が紹介されていた。なんと“セクハ

ラ”という意味があるそうだ。 豆腐屋の奥さんは毎日豆腐を食べているので肌が

白く器量良しなので、男たちが毎日ちょっかいを出しに通ったことから生じた言葉

だそうである。

 今日のテーマは“插杠子:丸太を挿す”、果たしてどんな意味があるのか。

 典故300則その30:插杠子cha gang zi  

二人の者が荷物を運んでいる処へ、突然一人の男が現れ彼らの間に一本の丸太

を挿し込んだ。 そうやって手伝わないばかりか邪魔をして、二人がきちんと荷物を

運べないようにした。

 このような展開を表す言葉に“插杠子”がある。 部外者が手を出し物事を邪魔す

る、あるいは話をしている時、他の者が口を挟むことを言う。