後半戦スタート2006年07月25日 22:22

 今年のオールスター戦は、なかなか面白かった。引退
宣言した新庄のパフォーマンスとハッスルプレー、阪神の
守護神藤川とポンコツとは言え、知名度抜群の清原との
ガチンコ対決、球界最速男クルーンの快速球、そしてス
キン森本の大活躍と、大いに盛り上がった。

 球界の盟主と自負する原巨人は、スタートダッシュに
成功して、一時は14もの貯金を蓄えセリーグのペナント
レースを独走していたが、交流戦を境に失速し前半戦を
終えた時点では、借金11を抱えて最下位争いにまで転
落してしまった。

 そして今日、いよいよ後半戦がスタートした。巻き返しを
期す原巨人は、休養十分のパウエルに望みを託して先発
のマウンドに送ったが、広島の”ソツ”の無い丁寧な野球
に、あっけなく敗れた。巨人の雑な野球が目立っていた。

 ふがいない巨人の中、一人気を吐いているのがアジア
の大砲”李承燁”である。今日も今シーズン30本目となる
ホームランを左中間深くに放りこみ、反撃の狼煙をあげた
が、後に続く者が出なかった。

  これでセリーグの50敗に一番乗りとなり、最下位の
横浜との差は僅か1ゲーム、優勝ラインを88勝迄下げた
としても、残り56試合を50勝6負敗という驚異的なペース
で勝ち進まなければならない。

 今後のペナントレースを盛り上げる為にも、アンチ巨人
の為にも、今後の原巨人の奮起に期待する。

 別死心!原巨人。加油!原巨人。