総選挙公示 ― 2012年12月04日 07:10

今日、第46回衆議院総選挙立候補者が公示された。 480の議席を12政党
から立候補した約1500人の候補者達が争う。前回で懲りたせいか既成政党は
今回に於いてはあまりマニフェストを全面に押し出さない。各党とも主張すべき事
が明確に集約できないまま、選挙戦に突入した。
それでも我々は、冷静に彼等の魂胆を見定めて峻別しなければならない。中で
も原発問題、TTP問題、外交問題(とりわけ対中国)の3つについては明確なスタ
ンスを示してもらわねばならない。
マスコミの偏った報道により日本が次第に右傾化してゆくことが憂慮される。勇
ましい発言で国民の愛国心を煽り、言論や行動を次第に制限してゆく。 太平洋
戦争へと突入したあの時の臭いがかすかに漂っていることに気づき、これを何と
しても制止しなければならない。
ジジィが決めて、オヤジが命令し、若者が死んでゆく、これが戦争である。我が
身の保身しか考えない政治家が決めて、自所の権益しか頭にない官僚が執行し
一般庶民が泣いている。 この日本の現状を改めるのは、われわれ一人ひとりの
良識有る一票であり、平和を希求する国民の義務である。
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