「典故300則」その1992013年03月28日 07:20


 今日の言葉は“社稷:しゃしょく”、“ 天壇・地壇 ”とともに中国の国家祭祀の

中枢を担う。“天壇”は天の神を祀る祭壇で、階段や柱などは全て陽数である

奇数で構成されている。また“地壇”は地の神を祀る祭壇で、全て偶数(陰数)

で構成されている。

 典故300則その199:社稷 she ji

 古の時代、土地の神と土地の神を祀る場所と、その日取りを“社”と呼んだ。

“稷”は谷の神。古代の君主はみな土の神、谷の神を祀ったことより、その後

“社稷”は国家を指すようになった。