もあ・あぐりー

　昨日は取手のひなまつりイベントを見物してきました。市内134カ所で思い

思いの趣向を凝らした雛飾りを並べ、市内ばかりでなく近隣からの見物客を

呼び込み、期間中（２月１４日～３月３日）の賑わいを呼んでいます。

　最初に訪れたのは62番目の札所“とんとんクラブ”、取手の東端小文間に

ある“明星院”の別棟に展示されています。通りには統一アイテムのピンクの

幟が賑やかに立ち並んでいます。

　今回のテーマは“竹と絆”、メインは段飾りのおひな様の両側に並べられた

竹灯籠、孟宗竹を綺麗に刳り抜いて付けられた文様は実に見事でした。代

表の塚田都美子さんが著された“とんとんクラブ”の理念が、また見事でした

のでご紹介します。

　竹秋やさらさら命移りけり

“竹は地の上に真っ直ぐに凛として伸びゆく、地の中では幾重もの根がゆずり

合いながら寄り添っている。　目に見えないところでしっかりと築かれた絆、き・

ず・ながそこ（底）にある。それは正にわが「とんとんクラブ」の向かおうとしてい

る姿なのです。

　この度は、たくさんの方々のお力添えをいただき、その願いを表現してみまし

た。ご来場のみなさまにお楽しみいただけましたら、とても嬉しく存じます。”

　一見の価値有り、みなさんも是非お運び下さい。