美葡露その2:青柳さん2010年12月19日 23:38


 平成20年3月、コムハウスの歌声喫茶を始める準備として牛久の

ハモナカフェに見学に行って驚いた。 なんと私の青春時代、40年前

に西武新宿駅前の“ともしび”で歌唱リーダーをしていた青柳さんが

当時を思わせる迫力満点の歌声で登場したのだ。

 駅を出て2車線の道路を渡り、目の前の外階段を上がると、そこに

歌声喫茶“ともしび”があった。 歌唱リーダーはチーフの青柳さんを

始め低音を担当するヤマちゃんなど、数名の男女が交代制で詰めて

いた。

ときおり若手の歌手がゲスト出演していたが、ブレイク前の上条恒彦

氏が来て圧倒的な声量で“ジェリコの戦い”を歌っていたのが、今でも

鮮明に思い出される。

 ハモナカフェでの青柳さんは、持ち前のショーマンシップを遺憾なく

発揮し、歌って踊っての大活躍、大いに会場を盛り上げていた。この

ハモナカフェを参考に、平成20年4月からコムハウスの歌声喫茶が

始まった。メインバンドには地域の施設などの慰問活動を実施してい

た美女バンド“メイプル”にお願いした。司会には蛙蛙ライブで軽妙

な司会でお馴染みの中村さんに引き受けて頂いた。

 歌声喫茶の愛称は、この“メイプル”の音(おん)を、そのまま使って

“美葡露:美味しいグレープジュース”とした。以来今日まで毎月1回

計31回を開催し、734名の方々が参加してくれた。コ ムハウスで始

めてから龍ヶ崎市内には次々と歌声喫茶が誕生し、今では本家を凌ぐ

盛況を見せる所も出てきた。実に喜ばしいことである。