ユーモアで学ぶ中国語2010年12月07日 23:04

 先日、長先生から面白い本をお借りした。 タイトルは「ユーモアで

学ぶ中国語」、A5版の50頁余りの中国語の小冊子である。この本

には24の中国産の笑い話が載っている。いずれも100文字程度の

小話で、中国人のユーモアセンスを知る格好のテキストである。

 お借りした時は、出版社に問い合わせて購入しようかと思ったのだ

が、長先生が11月末から帰国されているため暫く休講となっていた

ので、この期間に写本と和訳にチャレンジしてみた。各話ごとに単語

の解説と理解を助ける愉快なイラストが付いているので、それほど難

しくはない。

 一話ずつ根気よく片付けてゆく。 あまり原文に忠実になり過ぎると

日本語にした時、笑い話ではなくなってしまう。先日観た中国映画の

字幕(菊花茶の和訳)のようになっては興醒めである。 あまり大きく

逸脱しない範囲で平易な日本語表現に置き換える。

 全部で24話あるのだが、日本人の感覚として面白いと感じる物も

あれば、さほどでもないものもある。ひとつ、ご紹介したい。

 第一話.その通り?

   授業中、先生が問題を出した。

     “発見と発明について、具体的に説明しなさい。”

   ある生徒が答えた。

     “ボクの父は母を発見しました。そして父と母はボクを

      発明しました。

 興味のある方は、下記の出版社まで。

「ユーモアで学ぶ中国語」:三修社、定価1,680円